【LIVECAST株式会社 様】多種多様な技術が求められる時代に必要性が増していく在宅エンジニア -在宅SE活用事例-

　弊社は1996年に創業して以来、現在まで数多くのWebサイト制作を手掛けてまいりました。
　主な事業は、Webサイトの新規制作やリニューアル、保守運用で、他にも、システム開発、デザイン制作、コンテンツ制作などを行っております。

　また、お客様が抱えていらっしゃるWebサイトの課題に応じたコンサルティング業務も行っており、ユーザービリティの改善提案などを通じてWebサイトの効果的な運用をサポートしております。
　加えて、他社様が制作されたWebサイトや、管理者が不在になったWebサイトも、弊社でサポートすることが可能です。

　業種・業界を問わず、長年の経験をもとに、お客様の様々な課題に対して柔軟に対応できるというところを強みとしております。

　技術の進歩に伴い、Webサイトには様々なシステムや機能が求められるようになり、対応するためには幅広いスキルセットを持つエンジニアが必要になってきました。しかし、社内で全てのスキルを網羅することは現実的に難しく、社内に足りないスキルの補完や、対応力の強化のために、コネクティルさんに相談をさせていただきました。

　例えば、プログラミング言語のPHPでは、CakePHPやLaravelというフレームワークの知見が、PHPの基本的な知識にプラスして求められる機会が増えてきています。このように新たな知見が必要となり、社内だけではリソースが足りないという時には、得意な方に依頼した方が効率が良いという点から、在宅エンジニアを活用しようと考えました。

　PHPのバージョンを上げると、一つのWebサイトでは文字の表示が崩れ、別のWebサイトでは特定の機能が動作しなくなるなど、Webサイトごとに発生する問題が異なりますので、順番に解消していく作業を依頼しています。

　また、お二人には静的なWebサイトのコーディングもスポットで依頼することがあります。他社の場合は、お見積りをいただくところから始まり、作業していただけるまでに一週間から二週間かかってしまいますが、お二人ですと急な依頼でもすぐご対応いただけて、大変助かっています。

　今田さんは、最終的な希望イメージしかなく、仕様が何も決まっていない段階の案件にも積極的に取り組んでくださっています。そして、私たちがイメージした通り、もしくはイメージ以上のものを提案していただけているので感謝しております。
　また、弊社の社員ですとどうしても制作者目線になってしまうところを、今田さんはユーザー目線で見てくださり、使いやすさや見やすさを意識してご提案いただける点が非常に役に立ちました。

　私がWebサイトを制作するにあたり心掛けていることは、利用する人のことを最優先に考えることです。どんなに見栄えが良くても、複雑で良いシステムを作っていても、使いづらかったら意味がなく、Webサイトの本来の目的を満たしてはいないと思うのです。
　やはり、使いやすさや見やすさはWebサイトを制作する上で大切な観点ですので、今田さんのようにユーザー目線で意見をくださると大変助かります。

　佐藤さんは、様々な知識や技術を持っていらっしゃるため、簡単な作業から難しい作業まで幅広く対応してくださっています。
　例えば、弊社でよく扱うWordPressにおいて、PHPを最新のバージョンに上げると一部のプラグインという拡張機能が動作しなくなってしまうことがあります。何が原因で動作しないのかを突き止めるのに時間がかかる時、あるいは同じことを実現するために別の機能を探したり、開発しなくてはいけない時に、これまでの経験を活かして調査していただけています。
　一つ一つ異なる課題に対しても、様々な知見からアプローチしてくださることを非常にありがたく感じております。

　加えて、佐藤さんは対応がとてもスピーディーで、社内でも本当に早いという声が上がるほどです。
　一方で、時間がかかっている時は、私たちが作業したとしても大変なんだろうとわかりますので、そういった時にはお声がけをして困っていることを伺い、一緒に解決できるようにしています。

　今田さんは、難しい依頼も快く引き受けてくださるような方です。
　例えば、あるシステムに実装させたい機能がある時に、Webサイトの仕様書も、開発における要件定義書もない中で、どうしたら実装できるかを調べなくてはいけないことがあります。
　他社ですと、仕様がきちんと決まっていないと対応していただけないことが多々あるのですが、今田さんはご自身でしっかり調べてくださり、実装までしていただけるのでとてもありがたいです。

　また、わからないことは積極的に勉強し、不明点があれば正直に質問してくださるところに、真面目なお人柄を感じていました。常に前向きにレベルアップをしたいと思っていらっしゃる姿勢は、私たちも見習わなくてはいけないものだと思います。

　佐藤さんは、コネクティルさんのコーディネーターの方から、笑顔が素敵な方だと伺っていました。確かに、オンラインでミーティングをしても、最初からずっと笑顔でお話していただけるので、とても話しやすいと感じています。
　コミュニケーションをとる時に、佐藤さんのような明るいお人柄で、笑顔で話していただけるとお願いしやすくて助かります。

　不安や抵抗感は全くありませんでした。
　弊社は数年前からフルリモートという体制を取ってきていますので、チャットやWeb会議ツールを通してのコミュニケーションには慣れていました。他社を利用してWebサイトを制作した実績もありましたし、困ったこともなくスムーズに受け入れることができました。

　依頼をする際はチャットでお伝えすることが多いですが、正確に伝えなくてはいけないことや、認識に相違があると困ることは、必ずExcelやWordで仕様書などを作成して連携するようにしています。
　また、細かい指示内容を伝える時や、画面共有しながら話した方がいい時は、Zoomを利用しています。誤解する恐れがあるような時も、Zoomでコミュニケーションを取るようにして対処しています。

　参画中のお二人は、些細な疑問や質問もチャットですぐに聞いてくださるところが良いと思います。かしこまって長い文章を書いたり、わざわざミーティングをしなくても解決することも多いですし、会話のように隣にいるイメージでやり取りをしています。

　進捗管理においては、当日の作業予定を必ずご報告いただくことにしています。
　作業を開始する時には何をするか、終了した時には何をしたかということを、簡単な内容でもご報告いただき、進捗を把握するように努めています。

　意識をしないとコミュニケーション不足に陥ってしまうところが常に課題であると感じています。そのため、コミュニケーションが常に取りやすい環境づくり、関係づくりを弊社では重視しています。
　参画中のお二人のように日中の稼働の場合は問題ないのですが、夜間に稼働される場合は、不明点や確認したいことをすぐに確かめることができないという点が不安としてあります。

　また、顔が見えないが故に進捗がわかりづらい点があるかもしれません。
　弊社は制作会社ですので、特定の作業にかかる時間は事前に想定した上で依頼をしています。ところが、具体的な作業内容を把握していない方が依頼する場合は、どうして早くならないのか、なぜこんなに遅いのか、と思ってしまうことが、横にいるわけではないために起こりがちなのではないかと思います。

　さらに、Webサイトが急に閲覧できなくなったり、システムが止まってしまったり、緊急事態が発生した時に、社内の者であればすぐに電話をして、調査をしてもらうこともできます。
　しかし、在宅スタッフの方ですとすぐには連絡が取れない場合がありますので、イレギュラーかつ緊急時の対応には不安が少々あると思っています。

　在宅エンジニアを活用した結果については、大変満足しております。
　想定していたよりも早く成果を出していただいていますし、社内で困っているところ、リソースが足りないところを、サポートしていただけました。
　何より、今すぐ人手が必要、今すぐお願いしたい、という依頼に、スピーディーにご対応いただけるところが非常に助かりました。

　そのため弊社としては、今後も在宅エンジニアを積極的に活用していきたいと考えています。
　多種多様な技術が求められる案件が非常に増えてきている状況ですので、必要な技術に特化した在宅エンジニアに参画していただけるとありがたいです。私たちが新しい技術を習得するためには仮に百時間必要だとしたら、すでに身に着けている方に依頼できた方が効率が良いという面からも助かります。

　社内でカバーしきれないところを在宅エンジニアの方にフォローしていただくことで、お客様にもより高品質なサービスを提供できると思っております。

　在宅エンジニアの方ご自身が得意とする言語や技術、フレームワークを活かせる案件にはお勧めできます。
　受け入れる企業側にフルリモート環境が整っていることは必要条件になりますが、環境が整っていればスムーズに参画できるのではないかと思います。

　今ではWebサイトは、誰にとってもインフラのように「なくてはならないもの」になりました。
　今後は、技術的な知識がない方でも、高齢者の方でも、誰もが使いやすいWebサイトを増やすことが課題になってくると考えています。AIやデザインを駆使して、 誰でも簡単に調べたり、必要な手続きが容易にできたりするWebサイトを制作していくことが私の理想です。

　このようにWebサイトはもちろん、技術が日進月歩で発展している中で、社内に足りない知見を求める企業は多いと思いますので、在宅エンジニアの活用はお勧めです。
　弊社に参画してくださっているお二人のように、コネクティルさんにはコミュニケーション力も技術力も高い在宅エンジニアの方が揃っているのではないかという印象があります。コーディネーターの方も、ざっくりとした希望を伝えただけで、適切な方をアサインしてくださいましたので、多少無理な要望でもお伝えしてみることをお勧めします。