テレワークに効く!? ZAITブログ Vol.1
急速に拡大しています!「在宅派遣」
急速に広まりつつある在宅勤務。政府は、自社社員だけではなく、派遣社員も在宅勤務を導入するよう推奨しています。
今回は、今注目されている「在宅派遣」について、メリット・デメリットと、実際に活用している企業の感想についてお話します。
目次
「在宅派遣」は国も推奨しているんです
新型コロナの影響を受けて、在宅勤務が急速に拡大しましたが、厚生労働省は、派遣社員についても積極的に在宅勤務を導入するよう、派遣事業者団体や経済団体に対して要請を行っています。また、派遣元事業主や派遣先に対するQ&Aを作成し在宅派遣についての制度上の疑問の解消に努めています。
在宅派遣のメリットとデメリットって?
弊社が考える、在宅派遣導入のメリットとデメリットは……
■メリット
- 労働者の居住地を気にせず、採用できる。
- 通勤費の負担がなくなる。
- 常駐に比べてコストが低く抑えられる。
- 事務所にデスク等の備品やスペースを確保する必要がなくなる。
■デメリット
- 業務の内容によっては、在宅で行うことが難しい。
- 業務に必要な機材や備品を送付する必要がある。
- コミュニケーション面で不便がある。
場所を選ばず人材採用ができ、コスト面も抑えられる点のはメリットですね。在宅では難しい業務があることや、コミュニケーションに工夫が必要な点はデメリットとして挙げられます。
ずばり、在宅派遣が向いている企業とは!
上記のメリットとデメリットを踏まえて、在宅派遣が向いている企業は……
- 業務の内容が在宅で行うのに適している企業
- 地方に所在していて、通勤できる範囲での人材の確保が難しい企業
- 人手不足ではあるが、フルタイム常駐の人を1人雇う程ほどの業務量は出せない企業
- 将来的に正社員にもリモートワークを広げていこうと考えている企業
人手の確保に悩んでいる企業やリモートワーク導入を広げたいという企業は、在宅派遣が向いています。
実際活用してみて、どうですか?
実際に在宅派遣を活用されている企業様と、そこで働くスタッフの生の声をご紹介します。
【A社】全国の人材から選べて見つかりました!
企業担当者様
うちのエンジニアが退職することになって、代わりの人材を探していました。
まぁ、覚悟はしてましたが、なかなか良い人が見つかりませんでしたね。仕事はどんどん溢れてくるし、このままではアカンなぁ…と思っていた時に在宅派遣について取引先から聞いたんです。詳しく聞きたくてすぐに相談しました。
在宅であれば、全国各地の人材が候補になるし、人材を提案いただいて、納得できる方が見つかりました。
実際に直接会ったことはありませんが、私も彼も大阪出身なので打合せの時は関西弁で話してますよ。親近感わいてます。
スタッフ<40代男性>
住み慣れた大阪にいながら都内の仕事ができるなんて、ひと昔前には考えられませんでした。
仕事の幅がめちゃくちゃ広がって、スキルアップもできて仕事が楽しくて仕方ないです!
【B社】コスパが良い!
企業担当者様
社内の負荷が高まっていたときに、採用しないとなぁ…と考えていましたがフルタイムの常駐派遣だと金額も高いし、作業ボリューム的にも遊ばせてしまう可能性があって踏み切れませんでしたね。そんな中、在宅派遣で半人月程度の人材は魅力的で、単金とスキルのバランスも良く、この人なら…とチャレンジすることに決めました。
リモートなので、不安もあったんですが…女性だからかな?丁寧なんですよね。細やかにホウレンソウしてくれるので問題はなかったです。
今ではうちの大事な戦力として長期的に活躍してもらっています。良い方と出会えて大満足です。
スタッフ<30代女性>
常駐派遣で働いていた頃は、子供のお迎えで仕事の途中でも切り上げなければならず、肩身の狭い想いをすることも多かったですね…。
今はメリハリをつけて、集中して仕事をすることができていますし、なにより在宅で時短の私を快く受け入れてくれたことはほんとに嬉しいです!これからもお役に立てるように頑張ります!
【C社】リモートワーク導入の足掛かりとして導入しました!
企業担当者様
今までは常駐の派遣しか受け入れたことがなかったんですが、コネクティルさんの取り組みに共感したのと、これから正社員にもリモートワークを導入していきたいと思っていたこともあり、在宅派遣の受け入れを決めました。
何しろすべてが始めての取り組みだったので、研修の方法とか、労務管理について、考えなきゃいけないことだらけで初めは、正直ちょっと苦労しましたね。でも今では軌道に乗って、大きな戦力となってもらってます。
コロナの影響で、正社員も急にリモートワークをすることになったのですが、この経験がだいぶ活きたと思ってますよ。
本当にやっておいてよかったです。
スタッフ<40代女性>
仕事内容が専門的なので、正直本当に在宅でできるのか、心配はありました。でも、研修はWeb会議や動画教材などでしっかりやっていただけましたし、朝礼・終礼にもリモートで参加しているので、孤立したり、不安を感じることはほとんどありませんでした。
本当に「チームの一員」という感じで接してもらえていて、すごく嬉しいです!
やんちゃな小学生と保育園児の男の子を育てているので、ケガや病気をして呼び出しなんてこともありますが、何かあったときにすぐに駆け付けられる距離にいられるのは、本当にありがたいですね。
弊社での「在宅派遣」への取り組み
弊社では、新型コロナウィルスの流行以前から、さまざまな事情があって在宅で働くことを希望している方が、少しでも多くの就業機会に恵まれるよう、リモートワークという働き方を浸透させるための取り組みを行ってきました。
「在宅派遣」もそのうちの一つで、今まで常駐の派遣しか受け入れてこなかった企業様にも数多く導入いただいております。
在宅派遣を成功させるためには、下記2点をクリアする必要があるかと思います。
- 制度や備品等ハード面の問題
- 会えない相手に仕事を任せることへの心理的な不安
このうち1については、契約書の記載を工夫したり、事前の意識合わせを行うことで解決できることがほとんどですが、2については、軽視していると後々大きな問題に発展することがあります。
「離れている相手といかに信頼関係を築くか」ということは、在宅派遣を含むリモートワークを成功させるために不可欠な要素です。相手の様子が見えない=今何をしているのかわからないということで、そこにストレスや不信感が募ると、どんどん相手のことが信頼できなくなり、ついには業務の継続が困難になってしまいます。
それを防止するために一番重要なことは「こまめに連絡を取る」ことです。極めて初歩的なことで、期待外れに思われたかもしれませんが、弊社で様々な事例を見てきた経験から、非常に重要だと考え、派遣労働者として働くスタッフにも必ず伝えていることです。
相手は自分の仕事をしている様子を見ることができないので、積極的に自分の状況を見せる意識を持つことができれば、在宅派遣であることが障害となることは限りなく減ってくると考えています。
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