在宅SE活用インタビュー
在宅エンジニアの積極的な活用で
意欲ある女性の活躍を応援
有限会社 アネット
主な事業内容:
Webサイトの開発・制作・運営を手がける。「一人だけど独りじゃない」をテーマに、起業した個人事業主の独立支援事業にも注力。女性のクライアントも多く、女性の活躍を多方面からサポートしている。
https://anett.co.jp/
有限会社 アネット
代表 細川 えみ子 様
事業内容についてお教えください。
主に、企業様・個人事業主様からご依頼をいただいてWebサイトの開発・制作・運営を手がけています。
「一人だけど独りじゃない」をテーマに、独立して事業を立ち上げた個人事業主様を支援するサポート事業にも注力しています。女性のクライアント様も多く、「女性の活躍を応援したい」という想いも持ちながら事業を展開しているところです。
私自身は、国内外のホテルや海外旅行業者と提携して、Webサイト制作や各種資料作り・翻訳とウェブのローカライズ等にも携わってきました。その頃からの仕事仲間とのつながりを大切にして、チームを組んで様々な案件に取り組んでいます。
在宅エンジニアを活用したきっかけと理由を教えてください。
「スキルも意欲もある子育て中の女性エンジニアさんの活用を推進している」というコネクティルさんからのお話に、インスピレーションがピッと反応しました。
私自身、独身時代にエンジニアとして忙しく仕事をして、家庭に入り、その後の働き方について苦労した経験があったため、ZAITサービスの内容が心に響いたのです。
おそるおそるコーディネーターさんとメールでやりとりをして、さらにオンラインで相談をしました。「はじめは小さめのプロジェクトに、少ない時間数で参画していただきたい」というこちらの要望も汲み取っていただくことができ、安心してサービスの活用をスタートすることができました。
2022年当時、当社もコロナ禍をきっかけに新しい分野の事業に着手して、少しずつ実績を積み上げてきたところでした。当社スタッフだけではカバーしきれない部分をフォローしてくれる人材を、どこでどうやって集めようか…と困っていたところだったので、とても助かりました。案件に合わせてアサインの相談もできるので、以降の事業展開に希望を持つこともできました。
在宅エンジニアには具体的にどのような業務を任せていますか?
現在、子育て中の在宅エンジニアさんお二人に参画いただいています。お二人それぞれがスキル・稼働可能時間・個性を活かして、適材適所でご活躍いただいています。
在宅エンジニアのAさんには、2022年の5月から当社クライアント様のWeb開発事業にアサインいただきました。現在もWebサイトの更新等の保守業務を継続してお願いしています。
並行して、2023年2月からは、別の新規のWeb開発案件で人材が必要となり、在宅エンジニアのBさんに参画いただくことになりました。現在は更新等の保守を継続してお願いするとともに、さらに新しい案件にも挑戦していただいています。
チームの仲間としてやりとりのできる方を提案いただき、それぞれご活躍いただいているところです。
“在宅エンジニア×企業×ZAIT
「三方よし」のステップアップ”
在宅エンジニアのパフォーマンスはいかがですか?
「助かっています!」のひと言です。
在宅エンジニアのAさんは非常に高いスキルをお持ちです。仕事が確実なため、信頼してお任せできます。
具体的にはWord Pressの開発で、案件に合わせて作り込む作業が必要な箇所のサポートをお願いしました。こちらが意図した通りにPHPを書いて組み込んでくれる力のある人が必要でしたが、結果はバッチリ。満足しています。現在も、そのまま同じ案件を継続して保守・管理していただいています。
すでに出来上がったプロジェクトへのスポット的な参画は、難しいことだと思います。当社で補いきれなかった部分に入って、しっかりサポートしていただき、大変助かっています。
在宅エンジニアのBさんは、とても話しやすく、頼みやすい雰囲気をお持ちです。
私はいつも、「1.5倍お返しする」ということを頭の中に入れて仕事をしています。自然にそうできる関係が、仕事でもプライベートでも続いていく関係ではないでしょうか。
在宅エンジニアのBさんも、お願いした1.5倍のものをきちんと返してくださる方だと感じています。提案の内容が新鮮で、私の方も得るものがある関係です。
Bさんにお願いした比較的規模の大きいWeb制作は、仕上がりも使い勝手もよく、クライアント様も非常に喜んでくださり、当社としても大変満足しています。
フルリモートでの参画に不安はありませんでしたか?また何か工夫はしていらっしゃいますか?
「在宅だから」ということの不安は、全くありませんでした。
実際、私自身が1人でスタートしてから現在まで、多くの方とリモートでやりとりをしてきて、慣れているためです。
在宅エンジニアさんとのコミュニケーションはSkypeで、平日はほぼ毎日。リモートであることもあまり意識せず、隣にいるような感じでやりとりをしています。在宅エンジニアのみなさんも、タイピングがとても早いので、本当におしゃべりしているようなスピードで楽しく話が進んでいきます。新規での制作をお願いするときは、他の案件と並行して作業が進むので、連絡はより密になる印象です。
私は雑談も大切にしています。チャット上でも雑談をすることで、その人の「人となり」がわかると実感しているからです。相手を知ることで、仕事上のやりとりでのニュアンスみたいなものも伝わりやすくなると思うのです。
何事も、結局はコミュニケーションなのではないでしょうか。
また在宅エンジニアさんによっては、お子さんが寝た後に仕事をする方もいらっしゃるので、事前に教えていただいた稼働時間に合わせて、夜に連絡をいただくこともありますが、私の方では特に問題を感じていません。
まずは、個々の生活が一番大切です。そのため、スケジュールに無理がないように調整しています。
在宅エンジニアを活用してみた結果はいかがでしたか?
ZAITサービスは、まさしく、「在宅エンジニアさん・コネクティルさん・当社」の「三方よし」のサービスです。私の子育て時代にはなかったサービスなので、「今っていい時代なんだなぁ」と心から思います。もし当時もあったら、私も登録していたかもしれません。
まず、ライフステージに合わせて家庭に入られた、エンジニアさんたちにとってのメリットがあります。私自身の経験からも言えるのですが、ぜひ在宅エンジニアとして登録をして、少ない稼働時間でもお仕事を続けていただきたいのです。スキルがあっても、仕事を離れると忘れてしまう。また技術や用語もどんどん新しくなっていきます。少しでもシステム開発に携わり続けることで、立ち止まらずにスキルアップでき、自分自身の将来にもつなげられると思うのです。
そして、子育て中のエンジニアさんにフォーカスを当てて、ZAITサービスを立ち上げたコネクティルさん自体も、私は応援したいと考えています。
もちろん当社にとっても、メリットがたくさんあるのです。例えばコアとなる開発とは別に、「このページとこのページを担当してくれる人がいたら助かるよね」というところに、スルっと最適な人材にアサインしていただける。こちらのニーズに対して融通をきかせて提案してくださる、コネクティルさんのリソースの豊かさもすばらしいと思います。
在宅エンジニアさんひとりひとりの状況も、企業のニーズもそれぞれ違うと思うのですが、コネクティルさんがうまくマッチングさせてくださるので、みんなが助かるシステムだと実感しています。
“よい循環を生み出す
心地よい働き方をめざして”
在宅エンジニアの課題はありますか?
在宅エンジニアさん同士でリンクして、情報交換できる仕組みを作れるといいのではないでしょうか。
例えば、女性エンジニアは少数派です。仕事以外の場では、私自身も出会ったことがありません。
在宅では、自分だけで解決しようとしてしまいがちなので、コネクティルさんらしい横のつながりをつくることができるといいのではないかと思います。
私も在宅エンジニアさんたちから、「子どもが風邪をひいてしまった」といったお声を聞くと、先輩ママとして懐かしく思います。辿ってきた道ですので。「それってタイミングによっては、ホントに大変よね」と当時を思い出すことも。そんな大変さを共有するだけでも気分転換や励みにつながることがあります。
ご縁はあって無駄なものではありません。
在宅エンジニアさん同士の横のつながりをおすすめします。
在宅エンジニアの活用について、今後の展望をお聞かせください
まず、現在参画いただいている在宅エンジニアさんたちとは、さらに新規の案件でチームメンバーとして一緒に取り組んでいきたいという想いがあります。
別の案件等で忙しくなれば、さらに別の在宅エンジニアさんをお願いする可能性ももちろんあるでしょう。
実務の中で新しいスキルを習得することは、在宅エンジニアさんの次のステップにつながると考えています。お子さんは、いつか必ず手が離れます。その時に、1つより2つの言語を、3つより4つのことが出来た方がいいと私は思うのです。当社での参画が、そのステップアップの機会となればいいなとも思い、お願いしています。
在宅エンジニアのAさんは、とてもスキルが高い方なので、稼働時間が増やせるようになったら、さらに違う案件にも取り組んでいただきたいと考えています。
在宅エンジニアのBさんには、新規の案件で、未経験だったLaravelでのWeb開発に挑戦していただき、クライアント様にもご好評をいただきました。
コーディネーターさんからは、Laravelができる別の在宅エンジニアさんをご提案いただいたのですが、「Bさんならできるだろう」と思い、Bさんにお願いしました。それまでの働きぶりから、「言語の基本がわかっていれば、Laravel技術の中で特殊なものがあったとしても、乗り越えられる」と感じたのです。
在宅エンジニアさんが勉強してスキルが伸びることで、さらに少しレベルの高い技術が必要な案件もお任せできるようになり、クライアント様にも喜んでいただける…という良い循環が生まれます。これは、当社としてもハッピーなことなのです。
コネクティルさんには、在宅エンジニアさんだけではなく、バックオフィスのスタッフさん他、いろいろな方がいらっしゃるので、困った時は第一選択肢として相談しようと思っています。
ZAITサービスはどのような企業におすすめできると思われますか?
ベンチャー企業やスタートアップ企業に向いていると思います。
ZAITサービスなら、自社でできない部分をピンポイントで相談できるので、コストを抑えて、こちらの要望に合った人材に参画してもらうことができます。当社もその点で、とても助けられているのです。
また、女性ならではのこまやかさが、エンジニアの職人的な業務にも合っているのではないでしょうか。どんどん仕事をこなしていく様子に、頼もしさも感じます。メイン業務だけではなく、合間のフォローも安心してお願いできると思います。
実際に私の仕事仲間も、ZAITサービスについて話したら、とても興味を持っていました。
企業側がサービスの提供を受けるだけではなく、こちらからも実務経験の場を提供できるといいなと思います。よい循環が生まれることで、お互いに心地よく働けるのではないかと考えるようになりました。
細川様 取材のご協力ありがとうございました。
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