在宅SE活用インタビュー
豊富な経験で不足スキルをサポートし
スムーズな納品を実現
株式会社F&Lソリューション
主な事業内容:
製造業・物流業を中心に生産システムのソフトウェアを開発。構築・導入・保守まで一貫したソリューションを手がける。近年は、新たなデバイス<電子ペーパー(https://flsol-sales.tokyo/)>を活用し、電子帳票化等のペーパーレス化に注力。ペンを使用して入力したデータをそのままPDFとして管理することで、業界を問わずスムーズな電子化もサポートしている。
https://fl-sol.com/
株式会社F&Lソリューション
第一開発部 部長 山下浩平 様
事業内容についてお教えください。
当社では、主に製造業・物流業を中心とした企業様向けの生産システムのソフトウェア開発を手がけています。現場で実際にお話を伺いながら<現場目線のシステム開発>を心がけ、構築・導入・保守まで一貫したサービスを請け負っています。
近年では、ハンディターミナル等のデバイスを活用した周辺機器導入のご提案等、AIやIoTに関わる事業も展開。中でも<ペーパーレス化>に注力しています。新たなデバイス<電子ペーパー>やWebシステムを活用した電子帳票化は、省人化にもつながり、業界を問わずご依頼が増えているところです。
企業様のニーズに合わせてシステムをカスタマイズし、デバイス等を活用して細部までソリューションしていく。保守業務の中でさらにシステムを強化。企業様がパフォーマンスを最大限に発揮いただけるよう長期的にサポートするスタイルです。
在宅エンジニアを活用したきっかけと理由を教えてください。
複数の企業様から同時期にプロジェクトのご依頼をいただく局面がありました。社内スタッフだけでは全てのスキルをまかなうことが難しい中で、企業様のご要望にぜひお応えしたい!という想いからZAITサービスを活用することになったのです。
在宅エンジニアのHさんには、2022年11月より継続して参画いただいています。
参画当初は当社の進め方や事業内容に慣れていただくために、まずはテストからお願いしました。テスト結果をもとに修正箇所の指摘・修正まで対応いただいた案件もあり、お願いする範囲が拡大。言語の幅も広く、今後もご活躍いただける方だと判断したため、現在ではプラスアルファの開発もお任せしているところです。
当社社員と同じ目線で責任感を持って業務を進めてくださるため、大変助かっています。
在宅エンジニアのスキルや人物像についてお教えください。
在宅エンジニアのHさんは、例えばテストをお願いした際に、単純にテスト結果を出して終わらせるのではなく、「こういうふうに作り直したらいいのではないか」と具体的な提案を示してくださる方です。その上、実際に修正までお願いできるため、開発コスト低減にもご協力いただいていると実感しています。
また様々な言語を用いてバランス良く対応してくださり、当社で扱うシステム開発に関してもお任せできる状況です。C#やVB.NET等の言語にプラスして、WebシステムやオンプレミスのActive Directoryのアプリケーション等、多様な組み合わせパターンでの業務にも取り組んでいただいています。
2023年の夏頃から参画いただいたプロジェクトでは、Webシステムの中でもMVCを扱える人材が当社では少なく、ご経験をお持ちの在宅エンジニアのHさんには、テストから修正まで助けていただきました。
こちらが呼びかけたことに対して、すばやく的確なレスポンスがあり、当社が必要とする特別なスキルを補助していただいています。
“在宅エンジニアの豊富な経験が
カスタマイズ開発の即戦力にも”
在宅エンジニアには具体的にどのような業務をまかせていますか?
<見える化>をキーワードに、グラフ等の様々な切り口でデータを可視化するシステムの構築も、当社が得意とするソリューションのひとつです。
在宅エンジニアのHさんにも、生産管理システムに表やグラフ等を追加するカスタマイズ開発をお願いしています。
在宅エンジニアのHさんには、2022年11月の参画当初から数ヶ月ぐらいのスパンで、順次開発案件にご協力いただいているところです。
クライアント企業様に当社が納品したシステムの改造案件や同じ企業様が内製されたシステムを部分的にカスタマイズする案件にもアサインいただき、企業様にもスムーズにシステムをご利用いただいています。
在宅エンジニアのパフォーマンスはいかがですか?
在宅エンジニアのHさんは本業での豊富な業務経験をお持ちです。当社のプロジェクトには副業としてのアサインで、そのご経験を活かしていただいています。
スキルが高いことはもちろんですが、業務効率まで考えて時間に余裕を持った作業計画を立てていただけるのも、ご経験があるからでしょう。実際の業務では、途中から仕様変更等、様々な要素が加わる可能性もあります。早めに作業を進めていただくことで、プロジェクト全体のスケジュールにも余裕が生まれて確実な納品につながるのです。
システム構築の業務には単純な作業もありますが、全体として大きく成長させていく応用力も必要です。お客様との関係性やシステム規模、トラブルシューティング等、様々なプロジェクトの中で蓄積される経験が他の業務にも活かされていく、と私は考えています。
副業(夜間)での参画に不安はありませんでしたか?
必要に応じて相互に連絡をとり合っているため、不安は全く感じていません。
ただし在宅エンジニアのHさんは夜の時間帯でのアサイン、一方で当社は日中が業務時間となるため、連絡のとり方には工夫をしています。例えば緊急性のない用件についてはメールで、緊急の場合は夜間でも連絡をとり合う、という具合です。
一方で、夜間に作業をしていただけるメリットもあります。
例えば、納品したシステムに不具合があり動かない部分があった場合。当社としてもトラブルには最優先での対応を心がけていますが、社内スタッフは日中帯の勤務で夜間は業務時間外です。在宅エンジニアのHさんに連絡をして、夜のうちに解決していただいて翌日に納品できれば、最短での修正となります。
効率が良く、パフォーマンスも非常に高いと感じる要素のひとつです。
“一対一のWeb会議を頻繁に実施
率直な意見交換の場にも”
離れて仕事をする上で、業務管理の工夫はされていますか?
フルリモートのスタッフとは、密な進捗の確認が必要です。そのため在宅エンジニアのHさんとは、毎日コミュニケーションをとっています。
具体的にはTeamsを活用してチャットと通話で随時連絡をとり、Web会議も週1~2回、お互いの状況を見て臨機応変に実施。お任せする案件の内容やスケジュールについても、早めに共有して余裕を持って取り組んでもらえるよう心がけています。
業務の進捗は細かく管理せずに、連携を深めることを重視しています。
また正確にやり取りができるよう、<Q&A>というドキュメントを作成し、社内の質問事項を共有しているのも工夫のひとつです。
セキュリティ面では、依頼している案件のみアクセス権を付与しているため、特に不安はありません。
フルリモートならではのコミュニケーションについて教えてください
在宅エンジニアのHさんとは、Web会議で頻繁にやりとりをして連携をはかっています。目的意識を持った一対一のコミュニケーションなので、お互いの意見も交換しやすいのです。業務の状況もリアルタイムで確認できて、大変有意義なミーティングとなっています。
改めて考えると、一般的な会議では議題の確認で終わってしまったり、参加者同士で話す機会もなかったり、というケースも多いのではないでしょうか。同様に、身近なスタッフと定期的に一対一で意見の交換ができる職場環境というのも、あまりないのかもしれません。
私自身は現場でのリアルなやりとりも重要視しているのですが、一対一のコミュニケーションに特化したWeb会議の意外なメリットを再発見しました。
在宅エンジニアを活用してみた結果はいかがでしたか?
当社では、様々な企業様に向けた多岐に渡る案件があるため、全てのスキルを社内でまかなうことが難しい場面もあります。ZAITサービスの最大のメリットは、不足した部分のスキルを在宅エンジニアさんに補完していただける点です。企業様からのご依頼をお断りすることなく、納期に合わせてプロジェクトを円滑に進めることが可能となり、非常に助かっています。
また在宅エンジニアのHさんのこれまでのご経験から、社内の業務では見ることのなかった進め方やアプローチを知る機会を得ています。プログラミングの土台ができている方なので、実際に書かれているソースコードもしっかりしていてわかりやすい。「こういう書き方もあるのだな」と技術やプログラミング等の面で、私自身の勉強にもなっています。
在宅エンジニアの課題はありますか?
夜間でのアサインでは、日中のうちに解決したい事案でも夜まで確認できない場合もある、という点が課題と言えるかもしれません。
在宅エンジニアのHさんは日中お送りしたメールにも早めに返信をくださるのですが、内容によってはすぐに企業様へレスポンスをしたい、というケースもあります。
そのため、2023年秋頃の案件では、Hさんが開発したシステムの修正・テストを私が担当して、お客様にすぐに連絡する体制で業務に支障がないように補助したこともありました。副業でのアサインなので、過度な負担がかからないよう配慮も必要です。
また1年以上のお付き合いになりますので、リアルでお会いしてみたいという希望もあります。
在宅エンジニアの活用について今後の展望をお聞かせください。
当社としては、数十年来の実績を持つ従来の企業様へのサポート業務に、引き続き注力していきます。その上でペーパーレス化を中心にして、新しい業界での事業をさらに拡大・成長させていく方向です。
引き続き、在宅エンジニアのHさんには参画いただきたいと考えています。
また今後案件が増えれば、必要に応じて増員をお願いする可能性もあるでしょう。初めて参画いただいた在宅エンジニアさんがHさんでしたので、高いスキルレベルを求めてしまうかもしれません。
当社社員とともにプロジェクトに参画できる、スキルと経験をお持ちの在宅エンジニアさんを期待しています。
また現在、製造業企業様を中心に国内外の工場での新規システム導入が盛んです。そのため当社では、導入する際の立会業務を担当してくださるエンジニアさんを求めています。特殊なケースなのかもしれませんが、短期・長期両方の可能性を検討しています。ご興味をお持ちのエンジニアさんがいらっしゃれば、ぜひ当社スタッフとともにご活躍いただきたい!と考えているところです。
ZAITサービスは、どのような企業におすすめできると思いますか?
リモートのコミュニケーションに抵抗のない企業様におすすめできると思います。随時リモート環境があり、かつコミュニケーションをとりやすい企業様です。
さらに、プロジェクトのご依頼がある一方で、スキルや人材の補完を必要とする企業様にもおすすめできます。スキルのある在宅エンジニアさんに部分的なサポートをいただけるため、スムーズな納品につながる有用なサービスです。
株式会社F&Lソリューション様で活躍する在宅エンジニア
【40代 東京都在住 Hさん】
20年ほど、クライアントサーバーシステムからWebシステムまで開発業務に従事。現在は管理職として、主にマネジメント業務や育成業務に携わっている。
また個人事業主として、HP作成やWebサービス開発等にも参画。
以前出社で働いていた頃と比べ、現在の仕事環境で良くなったことはありますか?
本業がコロナ禍の影響で完全リモートワーク化して通勤時間がなくなったため、夕方以降の時間が有意義なものになりました。
テレワークで円滑に仕事をするために心がけていることはありますか?
本業やプライベートのスケジュールを早めに共有し、ご迷惑をおかけしないよう努めています。
またコミュニケーションを密にするため、Teamsやメールでの連絡を心がけています。
F&Lソリューション様の業務に参画して良かったことを教えてください。
本業では管理業務がメインとなりますが、元々手を動かすことが好きなため、コーディングの作業に携われることを嬉しく感じています。
もちろん、収入アップという点でも助かっています。
これからどんなことにチャレンジしたいですか?
いちプログラマーとして時流に乗り遅れないよう、なるべく新しい技術を習得していきたいと思っています。
コネクティルで在宅のお仕事を始めてみてどうですか?
定期的にお仕事をいただけるため、副業としての安定感があり、大変心強く感じています。
山下様、Hさん 取材のご協力ありがとうございました。
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