【株式会社トラント 様】女性向けIT転職支援サービスの開発に女性ならではの視点で貢献! -在宅SE活用事例-

在宅SE活用インタビュー

女性向けIT転職支援サービスの開発に

女性ならではの視点で貢献!

株式会社トラント

主な事業内容:
女性のIT業界進出を支援するため、「女性のIT転職 DX CREATORS」サービス〈https://dx-creators.jp/〉を立ち上げた。その他、常駐型プロジェクト支援、DXサポートサービス、ベトナムの開発チームを中心としたオフショア開発など様々な事業を手掛ける。 https://www.trente.jp/

株式会社トラント DXC事業部 開発責任者 高橋 尚也 様

株式会社トラント様ロゴ

株式会社トラント

DXC事業部 開発責任者 高橋 尚也 様

事業内容について教えてください。

 弊社は現在、二つの事業に特に力を入れております。
 一つは、女性向けのITスクール及びキャリアサポートサービスで、サービスの設計からシステム開発、テストまでを自社で行っています。IT業界で女性が未経験からでもキャリアを形成できるよう、学習から就職までサポートするサービスになっています。
 もう一つは、弊社の経験豊富なエンジニアによる、お客様のシステム開発やIT課題を解決するためのプロジェクト支援サービスです。

 他にも、DXサポートサービスでは、例えば顧客企業の情報システム部の一員として、DXツールの活用支援など、開発以外の部分でのIT事務作業の支援を行い、オフショア開発では、ベトナム人エンジニアを活用した受託開発などを行っています。

 さらに、「FuKuRi」という勤怠管理や社内日報などの機能を提供するアプリや、「SESコンパス」というSES事業に特化した契約管理・営業管理システムなどの自社サービスも含め、幅広い事業を展開しています。

“在宅エンジニアには優秀な方が多いという印象があったが、期待通りだった”

在宅エンジニアを活用しようと考えられたきっかけや理由はございますか?

 新規のサービスを開発するにあたり、在宅に限らずエンジニアを探しておりましたが、優秀なエンジニアを見つけるのは困難なことでした。
 一方で、在宅エンジニアには優秀な方が多いという印象を持っていましたので、ぜひ活用したいと考えました。在宅エンジニアの場合、ご本人の事情で現場には行くのが難しいという制約がある故に、リモートワークを許容していない現場では採用されないけれど、実はとても優秀であるという方が多いのではないかと思います。
 弊社はリモートワークでも全く問題なく、私自身ベトナムに駐在しており、環境的に在宅エンジニアの需要とマッチしているという点も活用しようと考えた理由でした。

 コネクティルさんのことを知ったのは、弊社のグループ会社からの紹介がきっかけです。コネクティルさんはコーディネーターもエンジニアも比較的優秀だと伺っていました。
 市場のエンジニアよりも優秀な方をアサインしていただきやすく、かつコストの観点でも他社より安価であるという印象がありました。そのためコストパフォーマンスが良いのではないかと期待していたのですが、活用してみた結果も期待通りだったと思っております。

在宅エンジニアには具体的にどのような業務を任せていますか?

 在宅エンジニアの佐藤さんには、弊社が「女性のIT転職 DX CREATORS」<https://dx-creators.jp/>というサービスを立ち上げるに当たり、比較的早い段階から参画していただいていました。
 立ち上げ当初はサービスの上流工程、設計を主に担当していただき、サービスの企画を考えて、FigmaやCacooなどのツールを用いて画面レイアウトを作成したり、仕様を考えたりする業務をお任せしていました。

 開発が実際に始まってからはコーディングを担当していただき、主にフロントエンジニアとして活躍していただいています。
 開発チームでは、ランディングページの制作だけでなく、当該システムの企画から開発までを担当し、佐藤さんにも並走していただきました。

在宅エンジニアのパフォーマンスはいかがですか?

 大変満足しています。
 佐藤さんは本業として堅実な会社で勤務されていますので、セキュリティ面も報連相に関してもきちんと教育されているところを感じます。適宜適切に報告していただけるため、リモートワークでも安心してお任せすることができました。
 フリーランスの場合、佐藤さんと同じようにできる方ばかりではなく、人によって差があると感じますが、コネクティルさんにアサインしていただく方は総じてしっかりしていらっしゃるという点がメリットだと思います。

 技術力に関しても、良いパフォーマンスを発揮していただいています。
 顔合わせで初めてお話した時から優秀そうだと感じていましたが、実際に参画していただいてからも当初の印象と相違ありませんでした。おかげさまで次々と業務を依頼することができ、参画からしばらくは予定の稼働時間を毎月超えてしまうほど稼働していただいておりました。

 佐藤さんの場合、副業で参画していただいていますので18時頃からの稼働になりますが、日本と時差が2時間あるベトナムでは16時頃からとなり、私たちにとっては都合が良い時間帯でもありました。
 通常ならなかなか参画していただけないようなレベルの優秀さでしたので、一緒にお仕事ができたことを嬉しく感じています。

在宅で対応しているスタッフのスキルや人物像などがわかるエピソードがあれば教えてください。

インタビューを受ける高橋様

 担当していただいたのが新規に立ち上げるサービスでしたので、企画にしても開発にしてもトラブルが多かったのですが、佐藤さんは常に落ち着いていて、何事にも臨機応変にご対応いただいたので大変助かりました。
 急な仕様変更や不具合に関しても、大まかにお伝えするだけでご自身で考えて対応していただけました。

 当サービスの開発チームの半分以上はベトナム人のエンジニアでしたが、佐藤さんがグローバルな視点をお持ちだったため、日本語が話せないベトナム人とも上手にコミュニケーションをとっていただけました。
 技術面以外の、国を超えたコミュニケーションにおいても柔軟に対応していただけた場面が多くありましたので、非常に感謝しております。

近くにいない相手に仕事を任せることに抵抗はありませんでしたか?
また、セキュリティ面で注意していらっしゃる点があれば教えてください。

 私はオフショアでベトナムの責任者をしており、ベトナム人のエンジニアと働くことが多いですが、日本在住の日本人と働くことも多々あります。国を超えるとリモートでのやり取りにならざるを得ませんから、もともと抵抗は全くありませんでした。

 セキュリティ面での対処としては、一番心配な情報漏洩を防ぐために、クラウド上に全てを集めるようにしています。
 例えばファイルはGoogleドライブ上に保存し、必要な人にしか権限を付与せず、編集なども全部クラウド上で行うということがルールとして徹底されています。設計に関してもFigmaやCacooを利用し、全てがクラウド上で作成され、整理されている状況にしています。
 ローカルにデータを落とさないということも徹底していますので、個人のPCを使用していたとしても情報が漏れないような環境を作っております。

離れて仕事をする上で、コミュニケーションなどに不安がある場合、何か対処はされていますか?

 何よりも、報連相をしっかりできる環境を作ることが大切だと考えています。
 エンジニアの方には報連相が苦手な方も多いため、相手から言っていただくのを待つのではなく、必然的に話せるようにコミュニケーションの機会を多めに設定しておくようにしました。
 個人的な工夫として、上下関係をあまり感じさせないようにして、話しにくい現場にはしないということも心がけています。

 スケジュール管理では、タスクの期日をお伝えした上で、途中のタイミングを決めておいて不明点などの相談ができる場を設けるようにしています。対面であれば困っている様子が目に見えますが、リモートでは途中で行き詰っていてもわかりませんので、ミーティングを要所要所で設けることで様子を確認できるようにするためです。
 困った時はすぐ相談してほしいということをあらかじめ丁寧に伝えておくという努力もしています。

 また、マネージャーとしては、在宅エンジニアそれぞれの方の特性を見極めることが必要となります。 例えば佐藤さんの場合は、大まかな指示でも理解していただけますし、期日も難しい場合は自ら事前に相談して下さいますので、特に対処をする必要はありませんでした。
 ただ、中には技術力は優れているが報連相やスケジュール管理は不得意という方もいらっしゃいます。そういった方にはできるだけわかりやすい指示を出すなど、それぞれに合わせた工夫をするために、特性を把握するようにしています。

 さらに、リモートワークでは様々なツールを活用することも重要です。弊社の場合、日々の相談などはChatworkで、タスク管理はBacklogで、勤怠管理はRedmineで、会議はGoogle Meetで、などとツールを目的に応じて使い分けて活用しています。

“女性向けのサービスだからこそ女性特有の視点が役立った”

在宅エンジニアを活用してみた結果はいかがでしたか?

 期待以上に満足のいく結果となりました。
 佐藤さんのおかげで無事リリースでき、オンスケジュールで進めることもできて、非常に助かりました。実際にサービスを利用していただいたユーザーの方からも、見やすいなどUIの部分で良い評判を受けております。

 特に今回のサービスは女性向けのサービスでしたので、佐藤さんに男性目線では思いつかない企画や提案をしていただけたことが大いに役に立ちました。設計段階では私も一緒に画面レイアウトを試行錯誤しながら考えたのですが、佐藤さんの女性ならではの目線でのレイアウトの作り方やデザイン面のアイデアは私とは比較にならないほど素晴らしいものでした。
 女性のためのサービスは女性が設計した方がよいと個人的に感じたほどで、佐藤さんのお力添えがあってこそのことだと思っています。

在宅エンジニアの課題はありますか?
 課題を解消するために工夫されていることも教えてください。

 報連相の部分で問題が生じることが対面で仕事をする時より多いという点はあるかと思います。特にエンジニアの場合、不具合対応など緊急性の高いタスクがありますが、そういう時こそ重要になる報連相が適切にできない方もいらっしゃいますので、報連相をしやすい対面の場合との差を埋めないといけないという課題があります。
 私の場合は、話す場を多く設けるようにすること、ツールを有効活用することなどで課題を解消する努力をしています。

 また、緊急性を求められる時は失敗ができない上に、隣にいるわけではありませんので、認識齟齬が起きないようにしなくてはいけません。エンジニアの方の特性にもよりますが、人によっては、考えなくてもできるくらいの明確な指示を行う工夫もしています。
 相手の成長のために、自ら考えて提案していただくようにする時も当然ありますが、リモートワークで緊急の場合は取り返しのつかないことが起きてしまう可能性がありますので、指示の出し方も臨機応変にする必要があります。

 課題となる報連相がしっかりできそうな方かどうかは、顔合わせで確認するようにしています。顔合わせだけではわからないこともありますが、短い時間でも工夫して質問を交わすことによって判断できる部分もあると思っています。
 例えば不具合やイレギュラーなことがあった時の対処法など詳しいエピソードを伺い、答えて下さったことに質問を重ねて深掘りをしていきます。最初は表面的なことしか答えていただけなくても、専門的なところにどんどん踏み込んでいくと、仕事との向き合い方などが垣間見えることが多いです。

在宅エンジニアの活用について、今後の展望をお聞かせください。

 弊社では今後も積極的に在宅エンジニアを活用していきたいと考えています。

 理由としては、印象としても実感としても、やはり在宅で仕事をされている方には優秀な方が多いからです。在宅エンジニアなら働いている場所を選びませんので、必然的に母数が増え、優秀なエンジニアも多くなるということだと思います。

 昨今人材不足と言われていますが、在宅エンジニアであれば優秀なエンジニアが比較的容易に見つかります。エンジニアの方にとっても、在宅の方が通勤もなく働きやすい環境になりますので、受け入れ側でリモートワークを行う環境が整っていれば、最大限のパフォーマンスを発揮していただけるはずです。

インタビューに返答する高橋様

 弊社は代表取締役が女性で、社員も半数以上が女性エンジニアであり、女性のIT業界進出を応援したいということを第一に掲げている会社です。その一環として今回の女性向けキャリアスクールも立ち上げました。例えば女性でお子さんがいらっしゃるために在宅で働きたいというご希望をお持ちの方は弊社に向いていると思います。

 また、女性には、機転が利き、サポート力が優れている方が比較的多く、特にコミュニケーション力が高い方が多いという印象を持っています。もちろん女性だけに限ったことではないですが、佐藤さんのような優秀な方に今後も参画していただけたら嬉しいです。

“特にオフショア開発にはZAITサービスをお勧めしたい”

これまでのご経験から、ZAITサービスはどのような企業にお勧めできると思われますか?

 分野としては幅広く、コンサルティングから開発にテストまで、様々な分野で活用していただけると感じています。

 中でも、オフショア開発事業にはマッチするのではないでしょうか。
 オフショアでは日本人の方が必要になってくるのですが、現地で日本人を採用するとなると対象者も少なく、ビザの問題もあり、どうしてもハードルが高くなります。それならば日本在住の方にご支援いただきたいと思った場合は、海外とのやり取りになりますので当然リモートが前提となり、在宅エンジニアが良いということになります。
 また、オフショア開発ではエンジニアとしての知識だけでなく、海外の方に伝える力も求められますので、コミュニケーション力の比較的高い女性の方が向いている面があります。
 優秀な在宅エンジニアを多く抱え、しかも女性の方も多いコネクティルさんのZAITサービスをオフショア開発事業で活用したら、活躍できる方がたくさんいらっしゃるだろうと感じます。

 加えて、自社サービスを展開している企業にもZAITサービスを利用してみていただきたいです。
 新しいサービスを立ち上げるとなると、要所要所で優秀なエンジニアが必要になりますので、コネクティルさんの在宅エンジニアを活用するのはお勧めです。即戦力になっていただけて、もし本業としての参画ではなくても、むしろスポットの工数を有効活用して貢献していただけると思います。


株式会社トラント様で活躍する在宅エンジニア

在宅エンジニア佐藤さん

【30代 神奈川県在住 佐藤さん】

 前職ではITベンチャーで自社サービスの開発に従事。現在は大手IT企業でコマース事業の新システム開発を担当している。

以前働いていた頃と比べ、現在の仕事環境で良くなったことは何ですか?

 以前は週2回ほど出社が必要でしたが、現在はフルリモートで働いており、自由な時間を活用して好きなタイミングで食事や休憩を取ることができます。

テレワークで円滑に仕事をするために心がけていることはありますか?

 出社がない分、運動不足になりがちなので、食事後は必ず軽い運動をするように心がけています。健康を維持し仕事に集中するためにも欠かせないルーティンです。

株式会社トラント様での業務に参画して良かったことを教えてください。

 チームの開発メンバーがみんなベトナム人で、グローバルな環境で時々英語を使いながら働くことができ、貴重な経験になりました。

これからどんなことにチャレンジしたいですか?

 現在はフロントエンド開発がメインですが、今後はバックエンドにも対応し、両方のスキルを活かして幅広い開発に挑戦したいと考えています。

コネクティルで在宅のお仕事を始めてみて、いかがですか?

 担当者がこまめに業務の状況や悩みなどをチェックして下さったおかげで、不安なく業務に集中できました。サポート体制が非常に心強かったです。


 高橋様、佐藤さん 取材のご協力ありがとうございました。

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