【ユビアン有限会社様】「カスタマイズ型の開発・保守」という長距離走を、在宅エンジニアが支えてくれています-在宅SE活用事例-

　世の中に数多のIT企業がある中、当社の特徴は「ニーズに即したシステムや機能をご提案すること」にあると考えています。2004年の設立から20年以上にわたって培ってきた技術をもとに、1社1社のクライアントの課題やニーズを聞きながら、クライアントそれぞれが目指すシステム環境をカスタマイズ型でご提供しています。

　例えば一般的なスケジュール管理システムは、機能や項目などが共通化されています。どのような業種・業態・規模の企業でも利用しやすいというメリットもあります。しかし「この機能はあまり使わない」「こんな機能があったら便利なのに」というように、企業それぞれに必要な機能やシステム環境があるのではないでしょうか。

　「ニーズに即したご提案」に加え、開発から保守までの「一貫したサポート体制」も好評いただいています。例えば当社で開発したシステムを使っていく中で、「この項目はもっと細かく設定できるようにしたい」「事業形態が変わり、こんな機能も必要になった」などと機能追加をご要望いただくこともありますね。そのため、ローンチから数年間にわたってお取引するクライアントも珍しくありません。

　現在使っているシステムを、その企業が最大限に活用できるようにカスタマイズする。そこに伴走しているのが当社です。社員もクライアントの成功のために、自分のスキルを最大限生かしたいと考える人が多い印象です。

　ZAITの在宅エンジニアの一人である高久さんには、クライアントの社内で使用する販売システムの機能追加や保守をお任せしています。

　当社ではJava（SpringBoot）のスキルを持つ社員が少なく、その経験のあった高久さんにアサインしていただくことになりました。社内のJava担当者である私もまだエンジニア歴が短く、高久さんに質問することも多いですね。すぐに的確な回答をくださるのでありがたく感じています。社内のメンバーと同じくらい頼れる存在です。

　責任感をもって業務にあたる方が多い印象です。例えばある在宅エンジニアは、お子さんの体調不良などで途中抜けして保育園へお迎えに向かったり、お休みされたりすることもありました。しかしその方は休んだ分の稼働時間を他のタイミングで捻出して、タスクをきちんと達成されていました。子育てと業務を両立する方には、突発的な対応も想定しています。ですが自身の責務を全うしようとする心構えを見て、非常に安心して仕事をお願いできました。

　また高久さんは、スムーズにコミュニケーションできる点も大変嬉しいです。基本的なやりとりはチャットやWebミーティングのため、アサイン当初は連絡のタイミングが合うか、要件やニュアンスがうまく伝わるのか探り探りだった記憶があります。しかし高久さんは返信も早いですし、不明点があったときも前もって確認してくださいます。私もエンジニアが効率よく業務にあたれるよう、なるべく迅速にレスポンスすることを心がけていますね。

　高久さんはアサインから2ヶ月ほど経ちますが（2025年6月現在）、担当する販売システムの基礎的な構造を理解されています。その分作業スピードも早く、私もタスクを依頼するときに毎回説明する手間が少なくなりました。

　例えば前述の販売システムでは、クライアントの商品を「売る」「仕入れる」という2種類の業務向けのシステムのため、それぞれの担当者から要望が寄せられます。またクライアントが「売る」「仕入れる」の中で必要と感じたものがあれば、随時「手続き画面でこのような機能を追加したい」「あのデータを登録したい」と機能追加がリクエストされます。このように複雑なシステムの改修ですが、高久さんも慣れてきたようです。

　また最近は高久さんに、少々大がかりな改修に携わっていただきました。依頼する際には資料を作りましたが、きちんと伝わるか不安でした。しかし高久さんは私の意図をしっかりと汲み取ってタスクにあたってくださり、安心したのを覚えています。

　はい。長期的に、かつ高いカスタマイズ性で支援を行う当社では、クライアントが使うシステムへの理解度がパフォーマンスを左右します。「指示されたタスクはどの画面で行うのか」「この機能はどういったときに利用されるのか」といった前提の理解があるかないかで、業務のスピードやクオリティは変わるのではないでしょうか。

　一般的に、在宅エンジニアは複数社と取引されていて、企業によって求められる技術や知識はさまざまだと思います。当社の場合は、より長きにわたってお付き合いしながら、クライアントそれぞれの開発環境などを肌で感じ取っていただくことが大切かもしれません。

　まずは高久さんにお願いしたJavaの案件しかり、社内だけでは対応しきれない案件をお受けできるようになりました。そして先ほどお伝えしたように、各クライアントのシステムをきちんと把握してくださることで業務効率も上がりました。案件が良いテンポで進むことはもちろん、私がクライアントから依頼を受けてタスクを割り振る際も、心理的に楽になったように感じます。ぜひ単発と言わず、今後も長期的なプロジェクトをご一緒したいですね。

　高久さんのように、こちらが必要とするスキルを補ってくれたり、臨機応変な対応やコミュニケーションを心がけてくれる人だと嬉しいですね。

　さらに理想を言うならば、バックエンド・フロントエンド両方の基礎的な知見を持ち合わせている方がいるとありがたいですね。例えばクライアントが以前使っていたシステムから、新たなシステムへ機能を移行するということも、当社では珍しくありません。こういった場合クライアントからすれば、フロントエンドの見栄えや使い方が大きく変わらないほうが良いのです。もちろん、バックエンドエンジニアにデザイン的な技術は必要ありません。しかし機能を移行したときに「レイアウトが崩れないか」などと気遣えるような視点があると、なお心強いです。

　「こんな技術を持った方を迎えたい」といったように、特定の領域での即戦力を求める企業にはピッタリではないでしょうか。当社も、Javaを扱える人材が欲しいと思ったときに、コネクティルのコーディネーターさんに相談したところ、すぐに高久さんのアサインをご提案くださいました。さまざまな技術に対応していただける頼もしさも、コネクティルさんにお願いしたいと思えるポイントですね。

　当社がクライアントへ長期的に伴走するように、その力になってくれるエンジニアのみなさんにも、ぜひ当社のプロフェッショナルの一員としてご活躍いただきたいです。長きにわたってお仕事をご一緒できたら幸いです。