【オーシャンズ株式会社様】　必要な時に、必要な分だけ。スキルマッチしたSEを至急案件にアサイン -在宅SE活用事例-

オーシャンズ株式会社

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代表取締役　北村 直仁 様

在宅エンジニアを活用し始めたきっかけは何でしょうか？

　在宅エンジニアに限定して探していたわけではなくて、見つかった人材がたまたま在宅エンジニアでした。1ヶ月半以内に納品しなければならないという急な案件が発生し、それができる社員は別案件に入ってしまっていました。せっかく受託したものの、社内で回すことができない状況で、どうしたものかと悩んでいた時に、コネクティルさんからメールでご連絡をいただきました。これは救世主だと思い連絡をすると、すぐにコーディネーターさんが対応してくれたのがきっかけです。

　ご紹介していただいた在宅エンジニアさんと仕事を始める前に、当社の取締役数名と在宅エンジニアさんで顔合わせをしました。通常、当社では直接会ってから採用を決めますが、この時は納期が差し迫っていたのでオンラインでおこないました。それでも在宅エンジニアさんの人柄が垣間見えて、参加した取締役全員一致で「この人なら大丈夫だ！」とその場で決めました。
　当時は納期に間に合うか心配でしたが、コネクティルさんが早急に在宅エンジニアさんを案内してくれたおかげで無事に納品することができ、お客様にも喜んでいただけました。

在宅エンジニアにはどのような業務を任せていましたか？

　Web申請に使用するためのシステム開発を任せていました。
　直接一般の方が使うシステムなので、不具合が発生したら大問題になってしまうという懸念がありました。さらに、セキュリティ面の不安もあります。しかし、在宅エンジニアさんがこれらを全てクリアにしてくれました。

在宅エンジニアのパフォーマンスはいかがでしたか？

　この案件は、納期が短い上に開発時には必須である要件定義が、はっきり決まっていませんでした。普通のエンジニアさんだったら「できません」と断られてもおかしくない状況です。しかし、その時の在宅エンジニアさんは、こちらが「作ったものをこういうふうに修正してほしい」とか、「いつまでにやってほしい」など、無理なお願いをしても、一度も「できません」とは言いませんでした。そればかりか、「こういう作り方の方が、簡単にできると思いますよ」と提案までしてくれて、本当に助かりました。在宅エンジニアさんには、現場のリーダーから直接指示を出していたのですが、こちらが1言ったら10答えてくれる、そんな方でした。

在宅エンジニアの仕事で、印象的なエピソードがあれば教えてください。

　在宅エンジニアさんとの契約は1日4時間を目安にしていたのですが、先ほどもお伝えした通り納期が迫っている上に要件も決まっていない状況でしたので、自主的に遅くまで作業してくれていたようです。普通なら、決まった時間分だけやりますよね。でもその在宅エンジニアさんは、夜中まで作業をしてくれて、しかも文句の一つもありませんでした。そのくらい頑張ってくれたおかげで、なんとか納期に間に合うことができました。

　もともとはコアな部分だけを在宅エンジニアさんにお願いして、他の部分を現場リーダーが作業する予定だったのですが、結局在宅エンジニアさんがほとんど作業をしてくれました。そのためリーダーは複数担当してた別案件の作業を進めることができたようです。

セキュリティ面やコミュニケーションに不安はありましたか？

　セキュリティ対策はやはり必要ですので、在宅エンジニアさんにも社員と同じ環境で作業してもらいました。具体的には、当社からセキュリティをかけたパソコンを貸与し、メールアドレスも自社のメールアドレスを使っていただきました。セキュリティ面のことを考えると、外部のメールアドレスを使うよりも、内部で連絡を取り合った方が安全だからです。もちろんNDAも結んで、それから仕事を開始しました。 

　日々の仕事では、毎日その日の作業内容と進捗具合、問題などを報告してもらいました。納期の短い案件をお任せしていたので、こまめに進捗を報告してもらい、「間に合う」「間に合わない」を判断していたと現場リーダーから聞いています。

　コミュニケーションの手段は主にメールを利用していました。チャットはリアルタイムにやり取りができるのが良いですが、お互いに忙しい時はすぐに確認できません。そのため、空いた時間に落ち着いて見られるメールでコミュニケーションを取ることにしました。

　また在宅エンジニアさんとのやり取りは、現場リーダーを窓口にして指示を一本化し、在宅エンジニアさんが仕事をしやすいように配慮していました。指示する人がたくさんいると、仕事を受ける側が混乱してしまうかもしれないからです。

在宅エンジニアを活用してみた結果はいかがでしたか？

　この案件は無事納品することができ、すでにお客様の方で使い始めています。納品するまでは不具合の発生や、申請が多すぎて回線がパンクしてしまったらどうしようと心配していましたが、問題はほとんどありませんでした。申請はピークで1日1000件近くありましたが、きっちり回りましたので、お客様からの評価もとても良かったです。在宅エンジニアさんには、短期間で無理なお願いをたくさんしてしまいましたが、良い製品を作っていただけたと思います。
　また、スポットで仕事をお願いできるのが良いですね。会社としては、案件がないのに人材がいるのはリスクになります。そういう点で、スポットで必要な時に必要な分だけ仕事をお願いできるのはありがたいです。

在宅エンジニアとの仕事で、何か課題はありますか？

　現在は、フリーランスで活動しているエンジニアが多いですよね。当社にもフリーランスの方から「仕事はありませんか」と直接お問い合わせが来ますが、ほとんどの方がフルリモート希望です。もちろんいろいろな事情はあると思いますが、はじめからフルリモート限定だと難しいことも多いです。また、当社も以前フリーランスの方と仕事をしたことがありましたが、自己都合により途中で抜けてしまい、「責任感が無いな」という印象を受けてしまいました。やはり個人の方と直接契約するよりは、会社と会社で契約を結んだ方が、もし何か問題が発生した場合にも安心だと思います。

　今回の在宅エンジニアさんに関しては、良いイメージしかありません。これもコネクティルさんのおかげです。コネクティルさんとの出会いがなければ、この在宅エンジニアさんと当社がつながる可能性はゼロでしたから。

在宅エンジニアの活用について、今後の展望をお聞かせください。

　今回お任せしたシステムの改修が発生しましたら、また同じ在宅エンジニアさんに参画してもらいたいですね。システムを作った本人が作業に入る方が、効率が良いと思いますので。

　あとは別案件で、eコマースで化粧品を販売している会社さんの案件を受注しています。そこでサーバーの構築をしなければなりませんが、社内で人が足りなくなってしまう可能性があります。そうなった時にはまたコネクティルさんにお願いすると思います。

　コネクティルのコーディネーターさんは、対応が迅速でとても助かっています。今後ともぜお願いしたいです。

【50代　福島県在住　添田さん】

　IT関連企業でSE・プログラマーとして約25年務め早期退職後、2年半ほど主夫+妻の学習塾開業を手伝い、その後フリーランスとして活動開始。オーシャンズ様では、フルリモートでWeb申請システム構築（PHPネイティブ+MySQL）のバックエンド実装～結合テスト、リリース作業を担当。

コネクティルを通してお仕事をしようと思ったのはなぜですか？

　家事と育児担当の主夫となり、フルタイムで外に出て働くことが難しいため、フルリモート・短時間でかつ自分のスキルを活かせるような仕事を探しておりました。「リモートワーク」「短時間勤務」「PHPプログラマー」といったキーワードで検索したところ、コネクティルさんがヒットしました。少し不安な部分もあり、疑問点などWebサイト上で問い合わせたら、回答に合わせてエントリーの手続きまでしていただいたので、登録をお願いすることにしました。

テレワークで円滑に仕事をするために、心がけていることはありますか？

　「報・連・相」が遅れないように、また、報告の仕方もメールや電話など、重要度・緊急度に応じて使い分けるようにしています。テレワークでは相手と直接会うことはありませんが、仕事は人対人でするものだと思っています。クライアントの担当者様や関係者様と一緒にものづくりをしているのだ、という意識をいつも忘れずに業務にあたっています。

オーシャンズ様のお仕事に参画して良かったことを教えてください。

　短納期で時間的な猶予がなくハードな面もありましたが、オーシャンズ様のご担当者の方、上司の方ともども、私の実装作業をいかにスムーズに進められるかに大変気をつかっていただき、とても感謝しております。また、就業開始時刻などは自由にさせていただいたので、時間の融通がきき、仕事がやりやすかったです。

これからどんなことにチャレンジしたいですか？

　PHPのフレームワークを何か1つ、業務へ参画できる程度にまでマスターしたいと思います。また時間があれば ”hello, world”止まりになっているJavaの習得にチャレンジしたいです。

北村様、添田さん　取材のご協力ありがとうございました。