【株式会社ゼスト様】パーソナリティを知り得たことで在宅エンジニアと理想的なマッチング -在宅SE活用事例-

在宅SE活用インタビュー

パーソナリティを知り得たことで

在宅エンジニアと理想的なマッチング

株式会社ゼスト

主な事業内容:
在宅医療・介護事業者向けスケジュールの自動作成及び最適化ツール「ZEST SCHEDULE」を提供。業務の無駄を削減し、本来の仕事に集中できる時間を創出することで、在宅医療・介護業界における従事者不足という課題の解決に貢献する。
https://zest.jp/corporate

株式会社ゼスト 取締役 CTO 開発本部長 豊島 正規様
株式会社ゼスト様ロゴ

株式会社ゼスト

取締役 CTO 開発本部長 豊島 正規様

事業内容についてお教えください。

 当社は在宅医療・在宅介護の事業者の方に向けたソフトウェアをSaaSという形式で提供しています。
 医療・介護業界では、日本の人口のボリュームゾーンである団塊の世代が後期高齢者になる2025年が迫り、医療・介護の需要がより高まる一方で働き手は減少していき、需給ギャップが広がっていくという、いわゆる2025年問題が懸念されています。病院の病床数では足りず、医療従事者がご自宅を訪問して診療する形態も増えてきました。

 しかし、現場の方の努力だけで需給ギャップを埋めるには限界があります。
 そこで当社では、人口減の社会であっても生産性を向上させて需給ギャップを縮小し、介護難民と呼ばれる方を増加させないように、技術の力を用いて医療・介護業界が抱える課題の解決に取り組む事業を展開しています。

 在宅医療・在宅介護の場合、施設やご自宅を訪問するための移動時間を出来るだけ減らしてサービスを提供する時間を増やせれば、一人でも多くの患者や利用者の方を診ることができます。
 ところが、医療従事者には正看護師、准看護師、理学療法士、言語聴覚士など様々な資格があり、それぞれの資格に応じて提供できる内容が異なるため、休む方の代理を探すのも簡単なことではありません。また、経験のある中堅以上の従事者が対応するべきケースがあるなど、多くの条件を加味して移動時間が最短になるスケジュールを組まなくてはいけません。

 当社が提供する「ZEST SCHEDULE」というクラウドサービスでは、AIによるスマート割当により、自動で最適な在宅医療・在宅介護の訪問スケジュールを作成することができます。スケジュールを組むために費やしていた時間を削減し、管理者や医療従事者の方が本来の業務に時間を費やせるようになれば、人手不足を解消できるだけでなく、従事者の方の仕事のやりがいや患者・利用者の方の在宅生活の質の向上にもつながるということが当社の提供する価値になります。

在宅エンジニアを活用しようと考えられた理由は何ですか?

 1年ほど前に当社のサービス「ZEST SCHEDULE」の機能をより強化するためにフルリニューアルすることを決定いたしました。2023年は現行システムの保守と新しいシステムの開発を並行して進めなくてはいけないチャレンジの年になったわけです。

 ところが、現行システムの問い合わせ対応や機能開発に社員のメンバーが工数をかけているとリニューアルがどんどん遅れてしまう、かたやリニューアルに集中しすぎると今度は現行システムをお使いのお客様の不満が高まってしまう、というジレンマに陥りました。
 そこで在宅エンジニアの方に現行システムの保守業務を依頼することで、社員はリニューアルに集中できるようにして、2つのシステムに並行して対応できるようにしたかったというのが背景になります。

 在宅エンジニアを活用したおかげで、無事2024年3月にフルリニューアルした新システムをリリースできましたので、今後は従来のシステムとの並行期間を設けながら新システムへの移行を徐々に進めようとしています。

在宅エンジニアには具体的にどのような業務を任せていますか?

 参画していただいている2名の方には月60~70時間ほどの稼働で「ZEST SCHEDULE」のリニューアル前のシステムの保守業務を担当していただいています。
 具体的には、カスタマーサポート部門に届いたお客様からの操作方法や不具合などに関する問合せをきっかけに、調査をして修正すべき箇所があれば修正してリリースする、という業務です。

 1名の方には主に電子カルテやレセプトコンピューターなど外部のシステムとの連携機能の部分を担当していただき、もう1名の方にはメイン機能であるスケジュール作成や利用者の方の登録内容を管理する画面の保守を主に担当していただいています。

“トライアル期間で適性と能力を確認
保守業務に必要な根気強さを発揮して活躍中”

在宅エンジニアのパフォーマンスは如何ですか?

 じっくり、しっかりと取り組んでいただけていて大変助かっています。

 参画当初に2ヶ月のトライアル期間を設け、依頼したい仕事とマッチするか適性と能力を確認させていただきました。

 お客様の要件を満たすプログラムを作成して提供する開発業務とは違い、今回依頼した保守業務はソースコードを見て、プログラムの作りを理解しながら、お客様から伺った事象の原因となっている箇所を絞り込んでいく作業になります。不具合がある箇所を推測しながら仮説と検証を繰り返して探り当てていかなくてはならないため根気強さが求められますが、トライアル期間からお二人ともとても粘り強く、真摯に向き合って下さっているので感謝しています

離れて仕事をする上で不安があった点はありましたでしょうか?
 フルリモートならではの工夫や対処されていることがあれば教えてください。

 当社のエンジニアも在宅ワークと出社のハイブリッド勤務ですので、特に不安はありませんでした。
 ただ最初は在宅エンジニアの方との関係値が足りていないため、何かあったらいつでも聞けるようにとWeb会議用のツールを常時接続させていました。相談にのったり、ソースコードのレビューを行う社員のエンジニアも今は1名ですが、在宅エンジニアの方の参画当初は社員2名体制でコミュニケーションを多くとるようにしていました。

 今ではそこまでする必要はなくなったものの、引き続き毎日朝会は行っています。ご都合を伺って、お二人とも参加できる時間に合わせて社員のエンジニアも参加し、当日の業務内容や困っていることを顔を見ながら会話できる機会を毎日必ずとるようにして、チームとしての関係も築けるようにしています。
 たとえば上手く対処できないタスクがあったら社員のメンバーがフォローに入ったり、途中で該当の領域に強いメンバーに担当を変更するなどして、一人で仕事を抱え込みすぎないように配慮し、チーム全体でパフォーマンスが発揮できる工夫をしています。

 依頼したいタスクは多いのですが、お互いに残業が続くのは好ましくないので、コネクティルさんのコーディネーターの方ともコミュニケーションをとりながら、今後も在宅エンジニアの方たちが無理なく出来る範囲で取り組んでいただけるようにしていきたいです。

PCに向かう豊島様

在宅エンジニアを活用してみた結果はいかがでしたか?

 自社でも保守業務を担当していただける外部のエンジニアを採用しようとしていたのですが、なかなか見つからずに苦戦していました。

 新しいシステムではTypeScriptというプログラミング言語を採用したのですが、リニューアル前のシステムではVisual Basic というプログラミング言語を使用していました。若い世代では特に顕著ですが、経験者が少なくなってきていることに加え、新機能開発ではなく保守業務がメインだったことも採用が難航した理由でした。

 そこでコネクティルさんに相談したところ、アサインしていただいた2名の方は経験が豊富なベテランで、開発に従事できなくてもご自身が貢献できるところで活躍できれば喜びを感じられるというマインドを持っていらっしゃったところが当社のニーズにマッチしました。

 在宅であれば日本全国の方と出会えるので選択肢が広がり、必要な人材が見つかりやすくなります。当社のように、経験者が少なくなってきているプログラミング言語を採用していて、かつ保守業務という難しい条件でも適任者と出会えたので大変助かりました。

在宅エンジニアの課題はありますか?

 現在参画していただいている方々の働きを見ている限り、特に課題と感じることはありません。

 強いて言えば、リモートワークの場合は困った時に聞きにくい可能性があるということです。オフィスですぐ隣にいる人にはタイミングを見計らって話しかけやすいですが、リモートワークで相手の様子が見えないと話しかけるタイミングを窺ってしまい、声をかけづらい面があります。
 ですので参画していただいた当初は特に、聞きやすい環境をいかに作るかということを課題として意識していました。

 また、オフラインで集まることができる場合と比べると、どうしても一体感が生まれにくいという面も課題と言えますので、当社では朝会などの工夫で解決しようとしています。

“事前にパーソナリティを知り得たことが
理想的なマッチングにつながった”

これまでのご経験から、ZAITサービスはどのような案件にお勧めできると思われますか?

 テストやQA(Quality Assurance)を行う場合にZAITサービスは向いているかもしれません。恒常的に必要ではないけれどスポットで必要な業務があり、社員を一人充てると時間が余ってしまうというような場合はZAITサービスを活用するメリットがあるのではないかと思います。

 ZAITサービスを活用する上で印象的だったのは、コネクティルさんが在宅エンジニアのプロフィールシートの中に「システム開発に対する熱意」や「仕事をするにあたって大切だと思うこと」などパーソナリティが伺える情報を入れて下さっていたことです。他社では経歴やスキルしか記載されていないことがほとんどですので、仕事のどんなところに喜びを感じるかまで踏み込んでいるのは珍しく、あまり見たことがない情報でした。

 当社の場合ですと、開発に第一線で従事したい方や技術力アップが一番のモチベーションだと記載されているような方でしたらミスマッチだったと思います。  アサインしていただいた2名の方はプロフィールシートからも保守業務にもしっかり取り組んでくれそうだと感じられ、実際に適任だったと感じていますので、事前にパーソナリティを知り得たことが大変役に立ちました

 ですので事業や仕事内容とパーソナリティとのマッチングを望む場合にもお勧めしたいです。在宅エンジニアの年齢も幅広く、様々なニーズに対応できる人材が揃っている点からもマッチングが叶いやすいと思います。

在宅エンジニアの活用について、今後の展望をお聞かせください。

 当社ではすでにGitHub CopilotなどAIを活用して生産性を上げる工夫を行っていますが、今後AIはあらゆるサービスに導入されていくでしょうから活用しない手はありません。AIに強い在宅エンジニアの方がいらしたら、保守業務ではなく新規の開発にも一緒に携わっていただきたいと思います。

 また、当社のサービスはバーティカルSaaSと呼ばれる業種・業界特有の課題解決を目的とするもので、幅広いお客様に届けるというよりは利用する方が在宅医療関係の方に特定されているサービスになります。
 参画していただいているお一人は、ご自身が介護事業者の方にお世話になったご経験があったことから当社の提供しているサービス自体に興味を持っていただいたようで、大事なサービスだと思うので尽力したいとおっしゃっていただきました。

 技術はもちろんのこと、業界にも興味を持ち、誰のどんな課題を解決したいかを理解した上でエンジニアとして手段を考えることに関心が強い方ですと、私たちとともに真に役立つサービスに進化させていけると考えます。ミッションに共感していただければ仕事のやりがいにもつながるでしょうから、お互いにWin-Winだと思います。

 今回はZAITサービスを活用して良い出会いがありましたので、今後もニーズが合えば活用させていただきたいです。


 豊島様、取材のご協力ありがとうございました。

\ どんな人材がいるの? サービスの詳細を知りたい 詳しくはお問い合わせください! /

お電話でのお問い合わせ: 03-6264-9563 (平日10:00~18:00 ※弊社指定休日除く)

Copyright© ZAIT , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.